塩含浸活性炭を芯物質とした生分解性マイクロカプセルの調製

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タイトル別名
  • Preparation of Biodegradable Microcapsules Encapsulating Activated Carbon Impregnated with Potassium Nitrate by Solvent Evaporation
  • エン ガンシン カッセイタン オ シン ブッシツ ト シタ セイブンカイセイ マイクロカプセル ノ チョウセイ

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抄録

硝酸カリウムを含浸担持した活性炭を芯物質, ポリ-ε-カプロラクトン (PCL) を壁物質として固体/有機相/外水相からなるS/O/Wエマルションの液中乾燥によりマイクロカプセルを調製した. 得られたマイクロカプセルの形状および硝酸カリウムの内包率におよぼすPCL濃度および活性炭重量分率の影響を検討した. PCL濃度が高くなるにしたがい, マイクロカプセル表面は滑らかになり, 内部の空隙が減少した. また, 硝酸カリウムの内包率は高くなった. 活性炭の重量分率の増加とともに硝酸カリウムの内包率は増加し, 2.5 wt%以上では一定となった. 硝酸カリウムを活性炭に担持させて内包させることにより, 内包率を比較的高く保ったまま内包量を高められた.

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参考文献 (18)*注記

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