虫垂粘液嚢胞腺腫の2例

• 池野 龍雄

• 市川 英幸

  長野県厚生連篠ノ井総合病院外科

• 川口 研二

  長野県厚生連篠ノ井総合病院病理科

書誌事項

タイトル別名

• Two cases of mucinous cystadenoma in appendix

抄録

症例1は76歳女性. 腹痛を主訴に受診. 腹部CT検査にて虫垂粘液嚢腫と診断, 虫垂・盲腸切除術を施行した. 症例2は73歳男性. 腹部膨満感を主訴に受診. 腹部CT検査にて本症と診断し, 回盲部切除術施行した. 病理検査では, 両症例とも粘液嚢胞腺腫で, 悪性所見はなかった. 現在まで腹膜偽粘液腫を含め, 再発は見られていない. 本症は開腹時偶然発見されるものが多いが, 術前に本症と診断し, 外科手術を施行した2例を経験したので報告する.

収録刊行物

• 日本消化器病学会雑誌

  日本消化器病学会雑誌 101 (8), 885-889, 2004

  一般財団法人 日本消化器病学会

キーワード

• 虫垂粘液嚢腫
• 虫垂粘液産生腫瘍

詳細情報

• CRID: 1390001206400953728
• NII論文ID: 10013548835
• NII書誌ID: AN00192124
• DOI: 10.11405/nisshoshi.101.885
• COI: 1:STN:280:DC%2BD2cvntF2rtA%3D%3D
• ISSN: 13497693
• ISSN: 04466586
• PubMed: 15382707
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2005024027
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • PubMed
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可