休薬によりABL遺伝子変異クローンが消失し,2度目の血液学的効果が得られたimatinib耐性CML

書誌事項

タイトル別名
  • Second hematologic response and disappearance of the ABL gene mutant clone by cessation of imatinib in a CML patient with resistance to imatinib
  • 症例 休薬によりABL遺伝子変異クローンが消失し,2度目の血液学的効果が得られたimatinib耐性CML
  • ショウレイ キュウヤク ニ ヨリ ABL イデンシ ヘンイ クローン ガ ショウシツ シ 2ドメ ノ ケツエキガクテキ コウカ ガ エラレタ imatinib タイセイ CML

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抄録

症例は76歳,女性。CML(慢性期)と診断され,imatinibの内服開始後6カ月の時点でmajor cytogenetic responseを得た。しかし,その9カ月後にABL遺伝子の点突然変異に起因するimatinib耐性を来し,血小板の増加とBCR/ABL陽性率の上昇を認めた。そこでimatinibを中止しインターフェロンα及びハイドロキシウレアで治療を行なったところ,ABL遺伝子変異クローンが消失し,再度imatinibにてhematologic responseを得た。

収録刊行物

  • 臨床血液

    臨床血液 45 (9), 1028-1032, 2004

    一般社団法人 日本血液学会

参考文献 (17)*注記

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