砂礫の最小・最大密度に及ぼす影響因子の分析

  • 原 忠
    社団法人 土木学会 中央大学 理工学部土木工学科
  • 國生 剛治
    社団法人 土木学会 中央大学 理工学部土木工学科

書誌事項

タイトル別名
  • EXPERIMENTS OF INFLUENCING FACTORS ON MINIMUM AND MAXIMUM DENSITY FOR SANDY-GRAVEL
  • サレキ ノ サイショウ サイダイ ミツド ニ オヨボス エイキョウ インシ ノ ブンセキ

この論文をさがす

抄録

非粘性土の最小・最大密度試験方法は, 砂についてはJIS A 1224が既に定められているが, 2mm以上の礫分を含む砂礫については規定されておらず, 基準化に向けた研究が望まれている. 本研究では, 内径および高さの異なる10種類のアクリルモールドを用いた最小密度試験, および内径20cm, 高さ20cmの鋼製モールド, 上載型バイブレーターを用いた最小・最大密度試験を行い, 試料投入法, 上端面処理法, 振動締固め法, 粒度分布の違いなどが砂礫の最小・最大密度に及ぼす影響を調べた. これらの検討結果に基づき, 2mm以上の礫分を含む砂礫に適用可能な最小・最大密度試験の基準化に当たっての具体策を提案した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2004 (778), 151-162, 2004-12-21

    公益社団法人 土木学会

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

参考文献 (35)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ