地方中小都市に隣接する白地地域における住宅供給状況と居住者の生活環境評価

書誌事項

タイトル別名
  • Housing Supply and Residents' Living Environment Evaluation in Land-Use Passive Controlled Area of Provincial Cities
  • チホウ チュウ ショウトシ ニ リンセツ スル シロジ チイキ ニ オケル ジュウタク キョウキュウ ジョウキョウ ト キョジュウシャ ノ セイカツ カンキョウ ヒョウカ

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抄録

地方中小都市の郊外部では、十分に計画的配慮のされないまま、住宅団地が建設され続けている。本研究では、福井市のベッドタウンとしてスプロール的な住宅開発が進んでいる丸岡町の白地地域に焦点をあて、居住者自身による生活環境評価から、これらの地域における宅地開発の問題点を提示し、今後の住環境整備施策への課題を提示する。建築確認申請書及び住民へのアンケート調査から、新規に供給された団地では、200m²以下の宅地が8割を占め、生活環境評価としては、これらの団地居住者の公共施設や医療機関、自然といったことへの不満が既存集落住民より多く、定住意向が中期居住者を中心に低下していることがわかった。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 39.3 (0), 643-648, 2004

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (6)*注記

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参考文献 (5)*注記

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