鋼繊維補強コンクリートを用いたトンネル覆工体のひび割れ開口幅の推定法

  • 川口 博行
    清水建設株式会社 土木東京支店首都高大橋建設所
  • 木村 定雄
    金沢工業大学 環境・建築学部環境土木工学科
  • 小泉 淳
    早稲田大学 理工学部社会環境工学科

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON A METHOD FOR ESTIMATING CRACK WIDTH OF STEEL FIBER REINFORCED CONCRETE USED FOR TUNNEL LINING
  • コウ センイ ホキョウ コンクリート オ モチイタ トンネルフクコウタイ ノ ヒビワレ カイコウハバ ノ スイテイホウ

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抄録

鋼繊維補強コンクリートで築造されるトンネル覆工体の設計にあたり, 曲げ強度試験結果から覆工耐力とひび割れ幅を簡便に求め, それを覆工設計に反映することを目的に, 引張軟化曲線として二直線モデルの第2直線の特性を用いて覆工体に生ずる引張限界ひずみが断面耐力に及ぼす影響, 曲げ荷重の増加に伴うひび割れ開口の特性を検討した. その結果, ひび割れ開口幅の計算方法を明らかにし, 曲げ強度試験結果から求まる荷重とひび割れ開口幅との関係から引張軟化特性を表現できるパラメータの決定方法を提案した.

収録刊行物

  • 土木学会論文集

    土木学会論文集 2005 (791), 791_69-791_80, 2005

    公益社団法人 土木学会

参考文献 (19)*注記

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