脳血管障害を疑われ,尿中抗原の検出により早期診断,治療しえたレジオネラ肺炎の1症例

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  • Early diagnosis of Legionella pneumonia with mental disturbance by urinary antigen

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抄録

症例は56歳,男性.発熱と歩行時のふらつき,構音障害を主訴とし当院脳神経外科紹介,入院となった.頭部CT,髄液検査は正常であり,当科紹介された.胸部X線写真, CTで左下肺野の浸潤影を認めた.飲酒して公衆浴場に入ったという現病歴から,尿中レジオネラ抗原検査を施行し陽性であった.入院同日よりレジオネラ肺炎に対する多剤抗生物質療法を開始し,予後は良好であった.尿中抗原検査により早期診断,治療しえた.

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