ストレスに関連する視床下部の新しい神経ペプチド遺伝子の発見

• 上田 陽一

  産業医科大学医学部第一生理学

• 坂本 史彦

  松下産業衛生科学センター労働保健部

• 山田 誠二

  松下産業衛生科学センター労働保健部

書誌事項

タイトル別名

• Discovery of Novel Hypothalamic Neuropeptides Related to Stress
• ストレス ニ カンレン スル シショウカブ ノ アタラシイ シンケイ ペプチド イデンシ ノ ハッケン

抄録

G蛋白に共役する受容体(G-protein coupledreceptors;GPCRs)のうち,リガンドが不明な受容体をオーファン受容体とよんでいる.近年,この受容体に対する内因性リガンドが次々に発見され,そのいくつかは視床下部で発現する神経ペプチドであった.われわれは,新たに発見されたGPCRリガンドについて生体のストレス反応の仲介役としての役割に注目して研究を行っている.本稿では,これらの神経ペプチドのうち,オレキシン,ニューロメジンUおよびgalanin-like peptideに焦点を当てて概説した.

収録刊行物

• 心身医学

  心身医学 45 (5), 323-330, 2005

  一般社団法人 日本心身医学会

キーワード

• C-fos遺伝子
• G蛋白共役型受容体
• ストレス
• 新規神経ペプチド

詳細情報

• CRID: 1390001204890852096
• NII論文ID: 110001523473
• NII書誌ID: AN00121636
• DOI: 10.15064/jjpm.45.5_323
• ISSN: 21895996
• ISSN: 03850307
• NDL書誌ID: 7335771
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7335771
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2005163748
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可