子ウシに認められた房室中隔欠損5例の形態学

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タイトル別名
  • Morphology of Atrioventricular Septal Defects in Five Calves
  • コウシ ニ ミトメラレタ ボウシツ チュウカクケッソン 5レイ ノ ケイタイガク

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抄録

ウシの奇形心687例中5例(0.73%)に房室中隔欠損が認められた。これら5例の心臓は,前架橋尖と後架橋尖を結合する弁組織は存在せず,共通房室口が存在した完全型房室中隔欠損であった。いずれの心臓も前架橋尖は左心室から心室中隔を越えて,右心室に広がっていた。前架橋尖はいずれも心室中隔に付着することなく,心室中隔の背方で自由浮遊の状態で,さらに前架橋尖の右心室部は腱索で右心室の大乳頭筋に挿入していた(RastelliのC型)。

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