書誌事項
- タイトル別名
-
- The Resistance to Sulfuric Acid Attack in Cementitious Materials with Iron-blast-furnace Slag
- テクニカルレポート 高炉スラグ細骨材を用いたセメント硬化体の耐硫酸性
- テクニカルレポート コウロ スラグサイコツザイ オ モチイタ セメント コウカタイ ノ タイリュウサンセイ
この論文をさがす
抄録
近年, コンクリート構造物の侵食・劣化が顕在化し, その耐久性が社会問題として大きく取り上げられるようになった。本報告は, 水処理技術の近年の動向とともに要求される耐食技術を紹介し, コンクリート構造物の酸性劣化に対する耐久性の向上を図るために, 細骨材がセメント系材料の耐硫酸性に及ぼす影響について報告する。従来, 化学的腐食を受けるコンクリート構造物の耐久性において, 材料学的にはセメントおよび混和材料による影響が把握されているものの, 他の材料である骨材による耐食性は十分に考慮されてなかったのである。検討の結果, 細骨材に高炉スラグ水砕砂をセメント系材料として使用することでその耐硫酸性の向上が判明した。
収録刊行物
-
- Concrete Journal
-
Concrete Journal 44 (3), 19-25, 2006
Japan Concrete Institute
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001205456268672
-
- NII論文ID
- 10016740117
-
- NII書誌ID
- AN00094169
-
- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD28XjtlSjtr4%3D
-
- NDL書誌ID
- 7864889
-
- ISSN
- 03871061
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可