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- 後藤 嘉宏
- 筑波大学図書館情報学系
書誌事項
- タイトル別名
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- The Clipping Works in the Digital Age(<Special feature>Topics around digitizationof newspaper)
- 総論:ディジタル化時代の新聞切り抜き業務とは
- ソウロン ディジタルカ ジダイ ノ シンブン キリヌキ ギョウム トワ
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抄録
ディジタル化時代の新聞では,記事のデータベース利用が増え,また速報記事が増すことで,記事が価値から離れ,事実の報道が尊ばれる。データベース利用される記事は,新聞紙面上の記事と異なり,何面に記事があるか,見出しの大きさがどの位あるかといった価値づけから解放される。その意味で検索者が主体的に個々の記事に臨める。しかしこれらの記事は,記事の置かれた背景や文脈を失う。各種データベースが充実しているディジタル化時代においても,新聞切り抜き業務が存在している理由も,このような記事の置かれた文脈・背景を重視し,さらにそれらを切り抜きのイメージ情報によって思い出す点に関係しよう。
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 53 (11), 534-539, 2003
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204234025088
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- NII論文ID
- 110002826781
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- NII書誌ID
- AN10005857
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- HANDLE
- 2241/101703
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- NDL書誌ID
- 6730545
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可