犬・猫の口腔内扁平上皮癌に対するCUL療法の使用経験

• 小川 高

  小川動物病院

• 小池 祐子

  小川動物病院

• 三島 浩享

  小川動物病院

書誌事項

タイトル別名

• CUL Therapy for Intraoral Squamous Cell Carcinoma of a Dog and a Cat
• イヌ ネコ ノ コウクウ ナイ ヘンペイ ジョウヒガン ニ タイスル CUL リョウホウ ノ シヨウ ケイケン

抄録

lipiodolの添加によって吸収遅延処理したcisplatinまたはcarboplatinを用いた局所抗癌治療 (CUL療法) を犬猫各1例の口腔内扁平上皮癌の症例に適用した. 治療経過は良好で, いずれも腫瘍サイズの著明な縮小がみられ, QOLは大きく改善された. 全身性の副作用は観察されなかったことから, 今後, 同様の腫瘍症例においても, QOL改善を目的とした治療選択肢のひとつとして有用な方法であると思われた.

収録刊行物

• 日本獣医師会雑誌

  日本獣医師会雑誌 58 (11), 755-760, 2005

  公益社団法人 日本獣医師会

キーワード

• シスプラチン
• CUL
• 扁平上皮癌

詳細情報

• CRID: 1390001204709888896
• NII論文ID: 10016848127
• NII書誌ID: AN00191857
• DOI: 10.12935/jvma1951.58.755
• ISSN: 21860211
• ISSN: 04466454
• NDL書誌ID: 7724092
• Web Site: https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2030722137
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I7724092
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2006077454
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可