チタニアシリカ担持ルテニウム触媒上での1,2-ジクロロエタン分解による分子状塩素の生成

• 今村 成一郎

  京都工芸繊維大学物質工学科

• 高井 謙次

  京都工芸繊維大学物質工学科

• 山手 友行

  京都工芸繊維大学物質工学科

• 兎谷 和徳

  京都工芸繊維大学物質工学科

書誌事項

タイトル別名

• Formation of Molecular Chlorine by the Decomposition of 1, 2-Dichloroethane over Ru Supported on Titania-Silica

抄録

1,2-ジクロロエタンの分解をチタニアシリカに担持したRu, Rh, Pd, Pt, Cu, およびCr触媒を用い空気中で行った。Ruを用いた場合には400℃ という低温で大量の分子状塩素 (Cl₂) が生成したが, Rh, Pd,やPtなど他の貴金属上では450℃ においてもCl₂の生成は見られなかった。CuとCrはCl₂生成活性があったが, これらの触媒上で650℃ において見られたCl₂生成の最高活性はRuの400℃ でのそれを上回ることはなかった。

収録刊行物

• Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｊａｐａｎ　Ｐｅｔｒｏｌｅｕｍ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ

  Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｊａｐａｎ　Ｐｅｔｒｏｌｅｕｍ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ 46 (2), 138-141, 2003

  公益社団法人 石油学会

キーワード

• Dichloroethane decomposition
• Molecular chlorine
• Ruthenium catalyst
• Titania silica support

詳細情報

• CRID: 1390001205188625536
• NII論文ID: 10017032701
• NII書誌ID: AA11590615
• DOI: 10.1627/jpi.46.138
• ISSN: 1349273X
• ISSN: 13468804
• NDL書誌ID: 6477306
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I6477306
• Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpi/46/2/46_2_138/_pdf
• 本文言語コード: en
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可