口腔癌術後えん下障害のスクリーニング法について

• 渡邉 哲

  愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座

• 大重 日出男

  愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座

• 宮地 斉

  愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座 愛知学院大学歯学部口腔先端科学研究所

• 荒木 一将

  愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座

• 小林 純子

  愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座

• 大岩 伊知郎

  名古屋第一赤十字病院口腔外科

• 梅村 昌宏

  名古屋第一赤十字病院口腔外科

• 有地 榮一郎

  愛知学院大学歯学部歯科放射線学講座

• 後藤 真一

  愛知学院大学歯学部歯科放射線学講座

• 角保 徳

  国立長寿医療センター病院先端医療部口腔機能再建科

• 下郷 和雄

  愛知学院大学歯学部口腔外科学第二講座

書誌事項

タイトル別名

• SCREENING TEST FOR DYSPHAGIA IN POSTOPERATIVE ORAL CANCER PATIENTS

抄録

口腔癌術後患者において反復唾液嚥下テスト（RSST），改訂水飲みテスト（MWST），頸部聴診法のスクリーニングテストの誤嚥の有無の検出に関する感度・特異度からその有用性を比較検討し，機能的嚥下障害時に指摘されているスクリーニングテストによる評価が妥当であるかを検討した。<BR>対象：1997年4月～2004年3月の7年間に名古屋第一赤十字病院口腔外科において，VF検査及び簡易スクリーニングテストが施行された口腔癌術後患者とした。対象となったのは90例で，性別は男性62例，女性28例で，平均年齢は64.5±12.8歳であった。<BR>結果：口腔癌術後患者ではRSSTのcut off値を4回/30秒とすることが妥当と考えられたが，MWST，頸部聴診法では機能的嚥下障害と同様に評価してよいと考えられた。

収録刊行物

• 頭頸部癌

  頭頸部癌 32 (1), 34-39, 2006

  日本頭頸部癌学会

キーワード

• 口腔癌術後機能障害
• 嚥下障害
• スクリーニングテスト

詳細情報

• CRID: 1390001205223570048
• NII論文ID: 10017418925
• NII書誌ID: AA11985555
• DOI: 10.5981/jjhnc.32.34
• ISSN: 18818382
• ISSN: 13495747
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2006198135
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可