生活習慣と肝臓病:診断と治療の進歩  III.アルコール性肝障害(ASH)3.病態と病理診断

書誌事項

タイトル別名
  • 病態と病理診断
  • ビョウタイ ト ビョウリ シンダン

この論文をさがす

抄録

飲酒による肝障害それは栄養障害によると考えられていた時代があった. 現在ではアルコール, あるいはその代謝産物による肝障害というのは常識となっている. そして, 通常は “肝細胞” がアルコールに障害されて肝臓が悪くなると考えられているであろう. しかし, その病態としてアルコールあるいはその代謝産物であるアセトアルデヒドが肝細胞と同時に間葉系の細胞にも作用している, つまりアルコールには “肝細胞毒作用” と “線維産生刺激作用” があるということである.

収録刊行物

参考文献 (8)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ