食生活と胃癌 ; 食事因子が胃癌に与える影響 Effect of dietary factors on gastric cancer

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著者

    • 志方 健太郎 SHIKATA Kentaro
    • 九州大学大学院医学研究院環境医学 Department of Environmental Medicinen, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University
    • 清原 裕 KIYOHARA Yutaka
    • 九州大学大学院医学研究院環境医学 Department of Environmental Medicinen, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University
    • 飯田 三雄 IIDA Mitsuo
    • 九州大学大学院医学研究院病態機能内科学 Department of Medicine and Clinical Science, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University

抄録

食事因子が胃癌発症に与える影響について疫学研究の成績を中心に概説した.高食塩摂取は胃癌の危険因子として認識されている.久山町住民の追跡調査では,高食塩摂取が胃癌の有意な危険因子であり,この関係は<i>Helicobacter pylori</i>陽性で萎縮性胃炎を有する者で認められた.多くの疫学研究において野菜·果物の摂取は胃発癌を抑制することが示されているが,抗酸化ビタミンのサプリメントによる胃癌予防効果はほとんど実証されていない.緑茶による胃癌予防に関する疫学研究の成績は一致しておらず,今後の検討課題である.近年,栄養過多によって生じる肥満や糖尿病が胃癌発症の危険因子として注目されている.一方,アルコール摂取は胃癌の危険因子とはなりがたい.<br>

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 103(5), 501-507, 2006-05-05

    一般財団法人 日本消化器病学会

参考文献:  40件中 1-40件 を表示

被引用文献:  1件中 1-1件 を表示

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018072191
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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