書誌事項
- タイトル別名
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- Dietary habit and colon cancer
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抄録
大腸癌の発生において環境因子,とりわけ食生活は非常に重要な役割を果たしている。日本における食生活の変化は、油脂類·動物性食品の摂取増加と穀類の摂取減少が特徴である。食生活の欧米化にともない、大腸癌の罹患率、死亡率は顕著に増加している。肥満や肉類,アルコール,脂肪摂取,食物繊維,ビタミン·ミネラルなどさまざまな因子が大腸癌の発生や進展に関与しているとされている。しかし疫学的研究において一定の見解が得られないものや動物実験などでの結果との乖離などの問題がある。将来増加が予想される大腸癌において一次予防は非常に重要な課題であり,食生活との関連の検討は必須である。<br>
収録刊行物
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- 日本消化器病学会雑誌
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日本消化器病学会雑誌 103 (5), 508-514, 2006
一般財団法人 日本消化器病学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282681376434176
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- NII論文ID
- 10018072232
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- NII書誌ID
- AN00192124
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- ISSN
- 13497693
- 04466586
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可