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- 戸倉 新樹
- 産業医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- The EB Virus and Lymphoproliferative Disorders
- EB ウイルス ト リンパ ゾウショクショウ
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抄録
皮膚科領域におけるEpstein-Barr(EB)ウイルス感染によるリンパ増殖症には,ナチュラルキラー(NK)細胞性のものとT細胞性のものとがある.EBウイルスの感染は典型的には慢性活動性EBウイルス感染症という状態をとり,それを背景としてNK細胞やT細胞の増殖性疾患が生起する.この過程において,蚊刺過敏症(蚊アレルギー)や種痘様水疱症(あるいはその重症型)が皮膚症状としてみられ,危険性のあるEBウイルス感染の重要な臨床的サインとなる.最終的には16歳前後で血球貪食症候群やリンパ腫を併発し,それが終末像となる.年齢分布において,EBウイルス関連NK/T細胞リンパ増殖症は2つのピークをもつ.第一相目はこの慢性活動性EBウイルス感染症を背景とする疾患群が形成する.一方,EBウイルスは中高年の鼻性(nasal)および鼻型(nasal type)の節外性NK/T細胞リンパ腫の原因ともなり,これが二相目をつくる.鼻型の好発部位は皮膚であり皮膚科医もときに遭遇する.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 116 (6), 909-915, 2006
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282680716964736
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- NII論文ID
- 130004708444
- 10018072966
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 7931792
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可