書誌事項
- タイトル別名
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- Stevens-Johnson Syndrome Due to Allopurinol with Positive DLST to Several Other Drugs
- タザイ ニ DLST ヨウセイ オ シメシタ アロプリノール ニ ヨル ト オモワレル Stevens Johnson ショウコウグン
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抄録
37歳の男性.2004年1月,右腰部痛あり.尿管結石の診断にて14日よりウロカルン®,ブレシン®,ムコスタ®,ブチプロン®内服し軽快.19日,T. chol 305 mg/dl↑,TG 941 mg/dl↑を指摘されザイロリック®,コレバイン®,ベザリップ®を内服開始.2月1日,左上歯痛,38°C台の発熱,全身倦怠感,口唇腫脹,外陰部,掌蹠に紅斑出現.4日,手足が腫脹し歩行困難となり呼吸苦も出現.近医でステロイド点滴静注されるも呼吸困難増悪のため5日,当院転院後ステロイドパルス療法施行.8日よりプレドニゾロン(PSL)50 mg/日投与開始し,徐々に漸減.発熱は1週後,手足・外陰部の水疱は3週後,紅斑と口腔粘膜症状は1カ月後に軽快し,3月15日にPSL中止した.左足紅斑の生検では,表皮内に多数のnecrotic keratinocyteを認め,表皮下水疱を形成していた.皮疹軽快後(4月13日)施行したパッチテストはザイロリック®のみ陽性.薬剤によるリンパ球刺激試験(DLST)は発症後1年間に7回施行したがザイロリック®,コレバイン®,ベザリップ®,ブレシン®の4剤がすべて発症後6カ月まで陽性であった.経過中,マイコプラズマ抗体価の上昇がみられた.以上の結果よりパッチテストとDLSTがともに陽性を示したザイロリック®によるStevens-Johnson症候群と考えた.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 116 (6), 927-934, 2006
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205740254720
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- NII論文ID
- 130004708447
- 10018073016
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 7931855
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可