有棘細胞癌を合併した優性栄養障害型表皮水疱症の1例

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タイトル別名
  • Squamous Cell Carcinoma with Dominant Dystrophic Epidermolysis Bullosa
  • ユウキョクサイボウガン オ ガッペイ シタ ユウセイ エイヨウ ショウガイガタ ヒョウヒ スイホウショウ ノ 1レイ

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抄録

40歳,男.生下時より軽微な機械的刺激によって身体各所に水疱形成と瘢痕治癒を繰り返し,優性栄養障害型表皮水疱症の診断を受けていた.平成11年秋頃より,右足背部に有痛性潰瘍が出現,急激に増大・隆起し,9×5 cm大となった.皮膚生検術にて有棘細胞癌と診断した.腫瘍切除術及び植皮術を施行し,術後経過は良好である.表皮水疱症と有棘細胞癌の合併について過去の報告例をまとめ,若干の考察を加えた.

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参考文献 (14)*注記

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