脳分離体外循環用人工心肺シミュレーションマットの作製

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抄録

【要旨】大血管手術では,冠動脈バイパス術や弁手術などに比べて症例数が少ない施設が多く,体外循環技士が十分な経験を積むことが難しい。そこで,脳分離体外循環用の人工心肺操作シミュレーションマットを作製し,新人技士だけでなく経験のある技士などのトレーニングに役立てることを試みた。脳分離体外循環用人工心肺操作シミュレーションマットと通常の人工心肺回路を使い,操作手順書を作ったうえで操作の体験を行った。また,脳分離体外循環で起こりえるトラブルをシミュレーションし,その対処方法のトレーニングを行った。その結果,擬似的な血圧(動脈圧,中心静脈圧,脳送血圧)を出すことができ,血圧・ポンプ流量・循環血液量の関連性を持たすことができた。脳分離体外循環で行う特有なポンプ操作や鉗子操作のトレーニングができた。また,いろいろなトラブルや事故を再現することで,その対処方法や事故原因を知ることができた。脳分離体外循環用人工心肺操作シミュレーションマットは,研修器具として新人技士の教育だけでなく,経験のある技士の体外循環技術向上や維持にも役立つことが示唆された。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology  

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 33(2), 153-155, 2006-06-01 

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018166758
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1020635X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    09122664
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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