人工肺の陰圧に対する性能評価

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著者

    • 配野 治
    • 千葉中央メディカルセンター 臨床工学課
    • 杉本 響
    • 千葉中央メディカルセンター 臨床工学課

抄録

遠心ポンプをメインとしてローラーポンプを同時使用する脳分離体外循環では,操作ミスにより人工肺が陰圧となり,回路内に気泡が混入する危険性がある。そこで我々は模擬回路を作製し,リザーバー一体式人工肺,泉工医科工業社製メラNHPエクセランプライム(S社),JMS社製Oxia-LP(J社),テルモ社製CAPIOX-RX25(T社)を使用して,陰圧による気泡引き込みの実験を行った。模擬回路において,遠心ポンプにより人工肺に陽圧を負荷し,人工肺の出口側よりローラーポンプの流量を変化させた。このとき,人工肺の入口圧と出口圧を測定しながら,出口での気泡の有無を超音波気泡検出器でカウントした。その結果,3社の比較では,T社,J社,S社の順に気泡を引き込みにくかった。また,3社とも人工肺出口側の平均圧が陽圧であれば気泡を引き込まなかった。今回の実験より,回路内への気泡混入を防ぐ指標として,人工肺出口側の平均圧をモニタリングし陽圧を維持することで気泡の引き込みを防止することができると考えられた。

収録刊行物

  • 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology  

    体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 33(2), 177-179, 2006-06-01 

    The Japanese Society of Extra-Corporeal Technology in Medicine

参考文献:  5件

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被引用文献:  3件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018166788
  • NII書誌ID(NCID)
    AN1020635X
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    09122664
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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