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- 相馬 良直
- 聖マリアンナ医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- MCTD コウサンキュウセイキン マクエン
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抄録
抗U1-RNP抗体が強陽性で,Raynaud現象と手指の腫脹ないし硬化がある症例をみたら,MCTDを疑う.診断には厚生労働省の診断の手引きが有用である.肺高血圧症の合併の有無が予後を左右する.好酸球性筋膜炎は壮年男性に多く,左右対称性の四肢の腫脹と硬化を特徴とする.Raynaud現象と手指硬化がなく抗核抗体が陰性であることが,全身性強皮症との鑑別点である.限局性強皮症の合併が多い.早期のステロイド内服が有効である.
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 116 (4), 421-428, 2006
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001205740275456
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- NII論文ID
- 130004708435
- 80019218171
- 10018200496
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 7909799
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可