エリテマトーデス

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抄録

エリテマトーデスは,臨床的には紅斑の出現,組織学的には血管周囲炎症そして血液学的には自己抗体の存在を特徴とする.単一な疾病ではなく,幅広いスペクトラムを意味した言葉で,個別の疾患概念を言う場合と背景の基礎疾患を問わず個々の皮疹を言う場合がある.皮膚限局性にせよ全身性にせよ,皮疹の個別の詳細な診断がまず重要で,組織・血液検査・全身理学所見を相互的に判断して正確な診断や治療を決定する事が重要である.

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参考文献 (17)*注記

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