過食による急性胃拡張で緊急開腹術となった神経性食思不振症の1例 Acute Gastric Dilation Caused by a Bulimic Attack in an Anorexia Nervosa Patient

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著者

    • 松尾 定憲 MATSUO Sadanori
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 天野 定雄 AMANO Sadao
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 櫻井 健一 SAKURAI Kenichi
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 榎本 克久 ENOMOTO Katsuhisa
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 阿部 英雄 ABE Hideo
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine
    • 小倉 道一 OGURA Michitaka
    • 日本大学医学部外科学講座乳腺内分泌外科部門 Division of Breast and Endocrine Surgery, Department of Surgery, Nihon University School of Medicine

抄録

症例は16歳女性。15歳頃より神経性食思不振症を指摘され, 拒食と過食を繰り返していた。過食し, 通常は自ら嘔吐していたが, 来院前日過食後は嘔吐できず腹痛出現したため, 近医受診し加療目的に当科へ紹介受診となった。来院時, 腹部は著明な膨満を認め圧痛, 腹膜刺激症状を認めた。腹部単純レントゲン, 腹部CT検査では大量の残渣のため骨盤腔まで拡張した胃を認め, 少量の腹水も認めた。経鼻胃管を挿入するも内容の吸引が不十分であった。以上より急性胃拡張, 胃穿孔の疑いにて緊急手術を施行した。開腹所見としては残渣による著明な胃の拡張を認め, 広範囲に筋層の断裂を認めた。胃内容をドレナージし, 筋層の断裂は漿膜筋層縫合にて修復した。術後経過良好なため術後16日目に経口飲水開始し, 術後25日目より経口摂取開始した。その後も全身状態良好で術後32日目に退院となった。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(2), 175-178, 2006-04-30 

    日本外科系連合学会

参考文献:  7件

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被引用文献:  2件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018201378
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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