特発性血小板減少性紫斑病を合併した胃癌の1手術例 A Case of Total Gastrectomy for Gastric Cancer with Idiopathic Thrombocytopenic Purpura

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著者

    • 大杉 治司 OSUGI Harushi
    • 大阪市立大学大学院消化器外科 Department of Gastroenterological Surgery, Osaka City University Graduate School of Medicine
    • 竹村 雅至 TAKEMURA Masashi
    • 大阪市立大学大学院消化器外科 Department of Gastroenterological Surgery, Osaka City University Graduate School of Medicine
    • 李 栄柱 LEE Shigeru
    • 大阪市立大学大学院消化器外科 Department of Gastroenterological Surgery, Osaka City University Graduate School of Medicine
    • 西川 隆之 NISHIKAWA Takayuki
    • 大阪市立大学大学院消化器外科 Department of Gastroenterological Surgery, Osaka City University Graduate School of Medicine
    • 岩崎 洋 IWASAKI Hiroshi
    • 大阪市立大学大学院消化器外科 Department of Gastroenterological Surgery, Osaka City University Graduate School of Medicine

抄録

症例は75歳, 男性。3年前より血小板減少を指摘されていたが, 無治療で放置していた。1カ月間で5kgの体重減少を認めたため近医を受診し, 上部消化管内視鏡検査にて胃癌を指摘され, 当科へ紹介となった。入院時血小板数は1.6×10<SUP>4</SUP>/mlであったが, 出血時間や凝固系検査では異常は認めなかった。そこで術前の免疫グロブリン大量投与および術前中の血小板輸血を併用し, 胃全摘術・D2リンパ節郭清術・脾摘術・Roux-Y法再建術を施行した。出血量は260gで術後合併症もなく, 順調に回復した。特発性血小板減少性紫斑病は原因不明であるが, 悪性腫瘍との合併頻度は比較的高いとされており, 早期発見による手術侵襲軽減や, より安全な術前後管理が肝要と思われる。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(2), 184-188, 2006-04-30 

    日本外科系連合学会

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018201395
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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