書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Crohn's Disease Complicated by Liver Abscess and Thrombosis in the Inferior Vena Cava
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抄録
クローン病に肝膿瘍・下大静脈血栓を合併した稀な1例を経験したので報告する。症例は20歳, 男性。5年前より小腸大腸型クローン病と診断されていた。今回, 小腸-小腸間の瘻孔に対する手術目的で入院した。術前CTで右下腹部に腹腔内膿瘍と, 肝S6-7に大きさ5.3cm×6.0cmの肝膿瘍が疑われた。また, 腎下極の下大静脈に造影されない部位を認めた。クローン病に伴う肝膿瘍・下大静脈血栓と診断した。手術を延期し, 抗菌薬投与とヘパリンによる抗凝固療法を行ったところ, 4週間後のCTで肝膿瘍・腹腔内膿瘍は著明に縮小し, 下大静脈血栓も消失した。開腹所見では, 回腸末端と口側回腸との間に瘻孔形成を認めるのみで, 肝膿瘍や腹腔内膿瘍は確認できなかった。回盲部切除を施行した。術後6カ月経過した現在, 腹痛・発熱の症状を認めていない。
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 31 (2), 198-203, 2006
日本外科系連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204348081920
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- NII論文ID
- 10018201439
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
- http://id.crossref.org/issn/03857883
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可