書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Primary Adenosquamous Cell Carcinoma of the Ileum
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抄録
回腸原発腺扁平上皮癌の稀な1例を経験したので報告する。症例は, 46歳, 男性。右下腹部痛を主訴に近医を受診。腹部超音波・注腸で回盲部付近の腫瘍が疑われたため, 当科紹介受診。大腸内視鏡では, バウヒン弁より約5cm口側の回腸に2/3周性の限局潰瘍型病変を認め, 生検では扁平上皮癌が疑われた。また, 腹部CTでは右腸骨窩に径7cmの造影剤で増強される腫瘍を認めた。腫瘍マーカーでは, CA19-9 (292U/ml) とSCC (5.4ng/ml) が高値を示した。開腹所見では, 回腸腫瘍がS状結腸の一部を巻き込んでおり, 同部を含めた結腸右半切除+S状結腸部分切除を施行した。病理組織学的には腫瘍底部の一部に高分化腺癌を認めたが, 大部分は角化傾向の明らかな扁平上皮癌からなっており, 腺扁平上皮癌と診断した。術後8カ月にCA19-9とSCCの上昇を認め, 術後9カ月目にCTで腹腔内再発と診断した。再発巣を小腸・腹壁とともに切除したところ, CA19-9とSCCは正常化し, 再手術後16カ月の再在, 再発を認めていない。
収録刊行物
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- 日本外科系連合学会誌
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日本外科系連合学会誌 31 (2), 204-208, 2006
日本外科系連合学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204348083456
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- NII論文ID
- 10018201456
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- NII書誌ID
- AN00002502
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- ISSN
- 18829112
- 03857883
- http://id.crossref.org/issn/03857883
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可