硝子化した虫垂壁を表在性に進展した早期虫垂粘液嚢胞腺癌の1例 : 早期虫垂癌の治療方針の検討 A Case Report of Early Stage Appendiceal Mucinous Cystadenocarcinoma

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抄録

症例は71歳, 男性。自覚症状はなし。腹部CTで骨盤内嚢胞性病変認め, 下部消化管内視鏡を施行し, 盲腸が壁外から圧排される像を認めたが, 組織診は得られなかった。虫垂粘液嚢胞腺腫, または癌の診断で, 手術を行った。下腹部正中切開にてアプローチし, 虫垂の腫大を認めたが, 播種病変, 腹水, リンパ節腫大を認めず虫垂切除のみ施行した。術後病理診断は, 高分化型粘液嚢胞腺癌であった。全層硝子化した壁に対して癌を表在性に認め, 深達度は大部分でm相当と診断され, リンパ管侵襲, 脈管侵襲陰性のため, 追加切除せず経過観察の方針とした。術後12カ月経過し, 無再発生存中である。

収録刊行物

  • 日本外科系連合学会誌  

    日本外科系連合学会誌 31(2), 209-213, 2006-04-30 

    日本外科系連合学会

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018201467
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00002502
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    03857883
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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