スタビライザー用陰圧調整器を作製して
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抄録
【要旨】心拍動下バイパス術(OPCAB)において,多くの種類のスタビライザーが使用されている。通常使用されているスタビライザーは,陰圧にて心臓を吸い付ける方法を利用しているが,陰圧の調整を問題にしている例は少ない。壁吸引を使用して陰圧を調整した場合,使用中陰圧が―200~450mmHgの間で変化し,一定の陰圧を得られなかったため,スタビライザーの固定が不安定になっていた。そこで,スタビライザーの固定を安定させることを目的とし,吸引圧調整用の専用吸引器を作製し,従来―400mmHgにて使用していたタビライザーの陰圧を―300mmHgにて使用し,同等の固定を得ることができた。
収録刊行物
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- 体外循環技術
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体外循環技術 33 (3), 352-354, 2006
一般社団法人 日本体外循環技術医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204656709376
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- NII論文ID
- 10018231847
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- NII書誌ID
- AN1020635X
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- ISSN
- 18845452
- 09122664
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可