Integrated Bipolar ICD Lead の心房波オーバーセンシングによる失神 Syncope due to atrial oversensing by integrated bipolar ICD lead

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抄録

症例は52歳, 女性.心室細動 (Vf) による心肺停止状態となり, 植込み型除細動器 (ICD) 植込み術を施行した.以後Vf発作は認めなかったが, 発作性心房細動 (Paf) によるICDの不適切作動を頻回に認めた.Pafは多剤無効でアミオダロンを使用したが, 甲状腺機能亢進症を生じたため継続不能となった.アミオダロン中止により, 再びPafによるICDの不適切作動を認めた.このため薬物コントロールは困難と考え, カテーテルアブレーションによる房室プロツク作成術および心房リードの追加を行いDDIRペーシングとした.その後はICDの不適切作動は認めなかったが, 7カ月後に失神発作を生じた.ICD記録では, 頻拍イベントは認めなかったが, 入院後の心電図モニターで失神前兆と一致して心停止を認めた.心房波は75bpmの自己調律で, ICDの心内心電図記録から, 心房波のオーバーセンシングによる心室ペーシング抑制と考えられた.

収録刊行物

  • 心電図 = Electrocardiology  

    心電図 = Electrocardiology 26(5), 737-743, 2006-09-25 

    The Japanese Society of Electrocardiology

参考文献:  10件

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018252999
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00358282
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    NOT
  • ISSN
    02851660
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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