中層トロールで獲られたカタクチイワシ仔魚の感覚器の発育 Morphology of the Sense Organs in Larval Anchovy Engraulis japonicus Caught by Midwater Trawl

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抄録

カタクチイワシ仔魚は中層トロール網(パッチ網)の大目(30~36cm)の袖網で袋網に駆集されて漁獲される。この漁具で漁獲された仔魚(12~30.8mm TL)の感覚器の発育程度を光顕と走査電顕で調べた。14mm TLで網膜には錐体、桿体束、タペータムおよび高密度のメラニン顆粒が認められ、内耳は感覚毛をもつ感丘を備えたutriculus、sacculus、lagenaを分化していた。12mm TLでは頭部と体側に18対の遊離感丘をもち、12~14mm TLで管器の形成が始まっており、30.8mm TLで上眼窩管壁が完全に骨化していた。19 mm TLで前・後鼻孔と嗅板の形成が始まっていた。味蕾は14.1mm TLで両顎内側に、19mm TLで鰓耙表面に認められた。漁獲時に十分機能できる感覚器をもつ仔魚は、接近する袖網を眼と機械感覚器で知覚できると考えられた。

収録刊行物

  • 水産増殖  

    水産増殖 54(3), 275-282, 2006-09-20 

    水産増殖談話会

参考文献:  20件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018255297
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    8521993
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
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