有害・有毒藻類ブルームを形成するプランクトンに対するリボンアオサとアナアオサ(アオサ目, 緑色植物門)の殺藻物質としての有効性 The Effectiveness of Ulva fasciata and U. pertusa (Ulvales, Chlorophyta) as Algicidal Substances on Harmful Algal Bloom Species

この論文にアクセスする

この論文をさがす

著者

抄録

有害・有毒藻類ブルームを形成する植物プランクトンに対するリボンアオサとアナアオサの生葉体、乾燥粉末及びメタノール抽出物の殺藻活性を測定した。これらアオサ類の胞子体及び配偶体の生葉体はHeterosigma akashiwoとAlexandrium catenellaに対して生育抑制と致死効果を示した。アオサ類胞子体の乾燥粉末は生育抑制と殺藻効果においてH. akashiwoには高い活性を示したが、A. catenellaには活性が低かった。アオサ類のメタノール抽出物の殺藻活性は、植物プランクトン5種類のうちChattonella marinaとH. akashiwoに対して最も高く、次いでFibrocapsa japonica、Karenia mikimotoiであり、A. catenellaに対しては低かった。乾燥粉末とメタノール抽出物では、アオサ類の配偶体よりも胞子体からのものの殺藻活性が高かった。このようなアオサ類の殺藻効果は有害・有毒藻類ブルームを形成する植物プランクトンの抑制に利用できる可能性が示唆された。

収録刊行物

  • 水産増殖  

    水産増殖 54(3), 325-334, 2006-09-20 

    水産増殖談話会

参考文献:  27件

参考文献を見るにはログインが必要です。ユーザIDをお持ちでない方は新規登録してください。

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018255459
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00124667
  • 本文言語コード
    ENG
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    03714217
  • NDL 記事登録ID
    8522128
  • NDL 雑誌分類
    ZR26(科学技術--農林水産--水産)
  • NDL 請求記号
    Z18-761
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  IR 
ページトップへ