地区特性に応じた附置義務駐車制度に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Required Parking Spaces according to the District Characteristics
  • 地区特性に応じた附置義務駐車制度に関する研究--東京都千代田区大手町・丸の内・有楽町地区を事例として
  • チク トクセイ ニ オウジタ フチ ギム チュウシャ セイド ニ カンスル ケンキュウ トウキョウト チヨダク オオテマチ マルノウチ ユウラクチョウ チク オ ジレイ ト シテ
  • 東京都千代田区大手町・丸の内・有楽町地区を事例として
  • Case Study of Otemachi, Marunouchi, and Yurakucho Districts in Chiyoda borough, Tokyo

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抄録

駐車場の整備手法の一つに附置義務駐車制度がある。附置義務駐車制度とは、建築物の規模と用途に応じて一定水準以上の駐車施設の整備を義務づけるものである。附置義務駐車制度によって、都市内の駐車場は一定量整備されてきた。しかしながら、現行制度は一律の基準であるため、地区特性による床面積当たり発生集中交通量や自動車利用率の違いに対応することが難しいという問題を抱えている。そこで本研究は、東京都区部の駐車場整備地区における駐車需要の特性や土地利用特性を分析し、附置義務駐車制度の課題を整理する。そのうえで、東京都千代田区大手町・丸の内・有楽町地区を対象に、駐車場の利用実態と路上駐車の特性を分析する。それらの結果を基に、附置義務駐車制度のローカルルールの必要性とローカルルールの運用のあり方について考察を試みたものである。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41.1 (0), 55-60, 2006

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (9)*注記

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