紫外ラマン散乱によるBaTa2O6 の1573Kまでの高温その場観察

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  • In situ Observation of BaTa2O6 up to 1573 K by Ultraviolet Laser Raman Spectroscopy
  • BaTa_2O_6 ノ シガイ レーザー ラマン ブンコウホウ ニヨル 1573 K マデ ノ ソノバ カンサツ

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抄録

高温下における材料のラマンスペクトルを測定するために設計された連続波の紫外ラマン散乱装置を用いて、BaTa2O6の1573Kまでのラマンスペクトルを得た。室温から1573Kまでの範囲で、典型的な斜方相(Type I)のラマンスペクトルが観測された。本結果をグルーナイゼンパラメータと同様に定義された等圧下における温度変化に関連したパラメーターによって説明すると、250 cm-1 以上のラマンモードと169 cm-1のモードは、169 cm-1を除く250 cm-1 以下の低周波数モードよりもパラメーターの値は小さい。このことは高周波数モードと169 cm-1のモードが、TaO6内部振動モードに帰属されることを示唆している。

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