早期経腸栄養による膵頭十二指腸切除術管理 Early Enteral Nutrition After Pancreaticoduodenectomy

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抄録

膵頭十二指腸切除術(PD)及び幽門輪温存膵頭十二指腸切除術(PpPD)後の早期経腸栄養(EN)管理と完全静脈栄養(TPN)管理とを比較検討した。5日間以上EN管理を継続可能であった症例は43例中35例(81.4%)であり、EN関連の合併症で中止となったのは5例(11.1%)であった。膵液・胆汁瘻などの合併症の頻度はENとTPNとで有意差はなかった。血清アルブミン値はENとTPNとで有意差を認めず、総リンパ球数は術後第21病日にEN管理例で有意に高かった。術前耐糖能正常例での術後1週間のインスリン使用頻度はEN管理例で少ない傾向を示し、使用量はEN管理例で有意に少なかった。術後在院日数はEN管理例で短い傾向を示した。PD及びPpPD術後の早期EN管理はTPN管理と比較して合併症を増加させることなく安全に施行可能で、さらに血糖管理を容易にする有用な術後管理方法である。

収録刊行物

  • 静脈経腸栄養  

    静脈経腸栄養 21(3), 31-37, 2006-09-25 

    Japanese Society for Parenteral and Enteral Nutrition

参考文献:  18件

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018297068
  • NII書誌ID(NCID)
    AA11574426
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    13444980
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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