マルチエージェントシステム(MAS)を用いた大規模商業施設の影響評価に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on Development and Application of MAS for Impact Analysis of Large-Scale Shopping Center Development

この論文をさがす

抄録

日本においては、大規模商業施設の郊外立地などにより中心市街地の商業機能などが衰退しているため、多くの都市において様々な都心再生政策が実施されてきている。しかし、都市システムに内在する不確実性と複雑性のため、大規模商業開発や都心再生政策の影響を評価することが難しい。本研究は、マルチエージェントシステム(MAS)を用いて、商業施設の立地に対する規制誘導政策を評価することを試みた。具体的には、商業施設の立地と世帯の購買行動を反映することができるシミュレーション・モデルとして、Shopsim-MASモデルを開発した。このモデルを用いて、商業施設の立地に対する規制誘導施策に対応して、都市圏における世帯の買い物行動をシミュレーションすることにより、商店と世帯の相互作用から発生した買物行動について予測することができ、政策の影響を示し、評価すことができる。

収録刊行物

被引用文献 (4)*注記

もっと見る

参考文献 (6)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ