地方中核都市における高層建築物の制御に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • A Consideration of Height Control System in a Regional Hub City
  • 地方中核都市における高層建築物の制御に関する一考察--山形市における高層建築物の立地状況と制御の課題抽出
  • チホウ チュウカク トシ ニ オケル コウソウ ケンチクブツ ノ セイギョ ニ カンスル イチ コウサツ ヤマガタシ ニ オケル コウソウ ケンチクブツ ノ リッチ ジョウキョウ ト セイギョ ノ カダイ チュウシュツ
  • 山形市における高層建築物の立地状況と制御の課題抽出
  • Based on a Review of Regulations and a Survey for Planning Issues in Yamagata City

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抄録

容積率制を中心とした現在の形態規制制度は、絶対高さ規制から発展したものであるが、昨今再び絶対高さ規制を導入する自治体が増えている。現行制度のどこに問題点があるのか、どのような観点から新たな高さ規制が求められているのか、を明らかにすることが本稿の目的である。具体的に地方中核都市である山形市を対象に行った計画調査の報告書から、同市の高層建築物の分布と近年の立地動向、ならびに抽出された計画課題を紹介し、それらに基づいて高層建築物制御の計画技術的課題について考察を加えた。結果として、1)地区に形成されたローカルな景観ルールの反映、2)将来の変化を見込んだ運用、3)変化に連動した運用、4)直接規制的手法と手続的手法の併用を、コントロールに求められる特質として結論づけた。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41.3 (0), 493-498, 2006-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (13)*注記

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