江戸東京最都心部における道路と街区の形成年代に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Period when Streets and Blocks were formed in the center of Edo and Tokyo
  • 江戸東京最都心部における道路と街区の形成年代に関する研究--東京都中央区全域及び月島地区の街区の歴史性
  • エド トウキョウ サイトシンブ ニ オケル ドウロ ト ガイク ノ ケイセイ ネンダイ ニ カンスル ケンキュウ トウキョウト チュウオウク ゼンイキ オヨビ ツキシマ チク ノ ガイク ノ レキシセイ
  • 東京都中央区全域及び月島地区の街区の歴史性
  • Historic Characteristics of Blocks in Tokyo Chuo City and Tsukishima District

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抄録

大都市江戸東京は江戸時代以来、急速に発展し変化を遂げてきた。しかし、その変化の大部分は都市の表層部である建物の更新によるものであるため、より大きなスケールで都市を捉えれば、その都市基盤には400年間の都市計画の歴史が形となって残っていると予想される。本研究の目的は江戸東京の中心である、中央区の道路と街区の形成年代を基に、その歴史性を明らかにすることである。中央区の街区形成に最も大きな影響を与えたのは、大正12年(1923)の関東大震災後の帝都復興事業であるが、分析の結果、日本橋や銀座、月島には現在も江戸時代や明治時代の街区が残っていることが明らかとなった。また、月島地区において、私道に着目し「みなし街区」を定義し、より詳細な分析を加えると、多くの「みなし街区」に変化が見られるものの、明治時代の「みなし街区」が今も残されていることが明らかとなった。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 41.3 (0), 953-958, 2006-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (16)*注記

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