タモギダケエキスの併用が奏功した再発性犬膿皮症の1例 Excellent Efficacy of Tamogidake Extract against a Case of Canine Pyoderma

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抄録

甲状腺機能低下症に併発した重度な犬の膿皮症に甲状腺ホルモン製剤と抗菌剤による治療を施したが、十分に反応しなかった。そこで、タモギダケエキスを併用した結果、タモギダケエキス投与開始1週間後から皮膚の化膿病巣は改善に向かい4ヵ月後には完全に治癒し、全身性の脱毛も回復した。タモギダケエキス投与後の実験犬では、血清中のβ-Dグルカン量に変化がなかった。しかし、好中球貧食能はルミノール反応により軽度に上昇していることが確認でき、さらにR-PCR法により単核球におけるIL-8のmRNAの発現が増強した。以上の結果から、タモギダケエキスに含まれるβ-Dグルカンが消化管のリンパ装置でマクロファージに取り込まれ、IL-8の発現を増強し好中球の貪食能を高めたことが、膿皮症の治療に関与したものと考えられた。

収録刊行物

  • 日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association  

    日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association 59(11), 757-760, 2006-11-20 

    日本獸医師会

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018329731
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00191857
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    SHO
  • ISSN
    04466454
  • NDL 記事登録ID
    8574198
  • NDL 雑誌分類
    ZR22(科学技術--農林水産--畜産)
  • NDL 請求記号
    Z18-352
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  NDL  IR 
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