胃食道逆流症(GERD)の新しい考え方 : とくにNERD(非びらん性胃食道逆流症)と Barrett の病態について New conceptual framework of GERD : especially regarding pathophysiology of NERD and Barrett's esophagus

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著者

    • 三輪 洋人 MIWA Hiroto
    • 兵庫医科大学内科学講座(上部消化管科) Division of Upper Gastroenterology, Department of Internal Medicine, Hyogo College of Medicine

抄録

GERDは「胃食道逆流により症状や合併症が引きおこされる疾患」と定義される比較的新しい概念である.この中には内視鏡で食道炎がないのに症状がある「非びらん性胃食道逆流症NERD」,内視鏡的にびらんなどの粘膜障害が認められる「逆流性食道炎」,食道の円柱上皮化生をきたした「バレット食道」の三つのタイプの疾患が含まれる.これまでこのGERDの三つの疾患の病態は基本的に同様で,その逆流の程度が異なるだけと考えられていた.すなわちNERDは逆流性食道炎の軽症型であり,バレット食道は逆流性食道炎の重症型であるとの考えである.しかし,最近の研究から三つの疾患は食道内への酸逆流をその主な原因とするものの,その病態は基本的に異なっており互いの移行はむしろ少ないのではないかとの新しい考えが提唱され注目されている.<br>

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology  

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 103(8), 901-910, 2006-08-05 

    The Japanese Society of Gastroenterology

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被引用文献:  2件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018364155
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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