膵炎と遺伝子異常 Genetic abnormality and pancreatitis

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著者

    • 岡崎 和一 OKAZAKI Kazuichi
    • 関西医科大学内科学第三講座消化器肝臓内科 Division of Gastroenterology and Hepatology, The Third Department of Internal Medicine, Kansai Medical University

抄録

遺伝性膵炎の病因遺伝子変異の同定により,発症の機序が分子レベルで解析されるようになった.蛋白分解酵素であるトリプシンやインヒビターなど,膵外分泌細胞で発現している遺伝子異常とともに,高脂血症,高Ca血症,有機酸血症など,膵外で過剰発現される物質の遺伝子変異が重要である.すべての遺伝子異常が遺伝性膵炎発症に関わるか不明であるが,Cationic trypsinogen(PRSS1)やKazal 1型(SPINK1)変異による変異トリプシンとインヒビターの関係より,プロセッシング障害,活性化亢進などの関与が考えられる.トリプシンの生理的阻害物質のα1-antitrypsin遺伝子変異の関与は不明である.<br>

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology  

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 103(8), 911-917, 2006-08-05 

    The Japanese Society of Gastroenterology

参考文献:  36件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018364208
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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