膵の線維化機構 : 膵星細胞をめぐって Pancreatic stellate cells : molecular mechanism of pancreatic fibrosis

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著者

    • 清水 京子 SHIMIZU Kyoko
    • 東京女子医科大学消化器内科 Department of Gastroenterology, Tokyo Women's Medical University, School of Medicine

抄録

膵星細胞は膵腺房周囲や血管周囲に存在する.静止期にはビタミンAを含む脂肪滴をもち,膵傷害により筋線維芽細胞様の活性化膵星細胞になり,酸化ストレス,炎症性サイトカイン,増殖因子,エタノール,アセトアルデヒド,アンギオテンシンIIなどによって細胞増殖,細胞外マトリックス産生,遊走能が亢進し,線維化が形成される.細胞内シグナル伝達にはMAPK系, Rho-ROCK系,PI3-kinase系,Smadの活性化,AP-1依存性転写活性などが関与する.活性化を抑制するものとして,細胞内シグナル伝達系の阻害剤,レチノール,PPARγ ligand,アンギオテンシンII阻害剤,抗酸化物質があり,これらは膵線維化の治療薬の候補である.<br>

収録刊行物

  • 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology  

    日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 103(8), 924-930, 2006-08-05 

    The Japanese Society of Gastroenterology

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被引用文献:  1件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018364281
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00192124
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    REV
  • ISSN
    04466586
  • データ提供元
    CJP書誌  CJP引用  J-STAGE 
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