Cellsorba<sup>®</sup>法後溶血および腎機能障害を認めた潰瘍性大腸炎の1例

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  • A case of ulcerative colitis with hematuria and renal dystunction after leukocytapheresis

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抄録

症例は53歳,男性.ステロイド依存性の潰瘍性大腸炎であったが,緩解導入のため白血球除去療法(LCAP)を施行したところ,血尿,腎機能障害を生じた.自己免疫性溶血性貧血の合併はなく,臨床経過より溶血性尿毒症症候群も否定的であった.LCAP施行時のカラムによる機械的刺激により溶血を生じ,体内に流入したことが原因と考えられた.今後,LCAPの副作用として十分注意すべきと思われる.<br>

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