神経調節性失神患者に対する起立調節訓練の治療継続性と失神再発に関する検討 Continuation of home orthostatic self-training and recurrence of neurally mediated syncope

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抄録

神経調節性失神の治療継続についてはいまだ十分検討されていない, 本研究では, 起立調節訓練の治療継続とその要因, ならびに失神再発との関係を検討した.【対象・方法】head-up tilt検査 (HUT) において神経調節性失神と診断された患者16人 (男性: 女性=7人: 9人, 平均25.8±16.9歳, 学生: 就労者=10人: 6人) を対象とした.1日2回の起立調節訓練 (1回30分間) を開始し, 約1カ月後に再度HUTを施行して, 失神が誘発されないことを確認した.その後1日1回の訓練継続を指示し, 平均29.3±12.4カ月間を経て, 訓練の継続状況と失神再発について調査した.【結果】1年間以上の訓練継続者は4人で, いずれも就労者であった.学生10人はすべて自己中止していた.失神再発は, 自己中止した12人中1人に認めるのみであった, 【考案】起立調節訓練の継続性には職業や年齢の関与が認められた.神経調節性失神患者ではいったん起立調節訓練治療で失神発作を予防すれば, 長期にわたる治療継続が必ずしも必要でない可能性が示唆された.

収録刊行物

  • 心電図 = Electrocardiology  

    心電図 = Electrocardiology 26(6), 819-824, 2006-11-25 

    The Japanese Society of Electrocardiology

参考文献:  12件

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各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018397153
  • NII書誌ID(NCID)
    AN00358282
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    02851660
  • データ提供元
    CJP書誌  J-STAGE 
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