書誌事項
- タイトル別名
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- Low-molecular-weight HSP and vasopressin in vascular smooth muscle
- 低分子量ストレスタンパク質とバソプレシン:HSP27と血管平滑筋
- テイブンシリョウ ストレスタンパクシツ ト バソプレシン HSP27 ト ケッカン ヘイカツキン
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抄録
種々のストレスの負荷により組織・細胞にストレスタンパク質(heat shock protein:HSP)と呼ばれる一群のタンパク質が誘導される.ストレスタンパク質は生体防御機構に中心的な役割を果たすと考えられている.HSP27,HSP20およびαBクリスタリンなどの低分子量ストレスタンパク質は非刺激時においても主として骨格筋に高く発現しており,リン酸化によりその機能が制御されることが知られている.一方,American Heart Association(AHA)による心肺蘇生法に関するガイドラインにおいて心肺蘇生に用いる薬としてバソプレシンが挙げられている.バソプレシンはV1受容体を介し,血管平滑筋に直接作用する.本稿では,バソプレシンによる血管平滑筋細胞における作用およびその細胞内情報伝達機構に関し,特にHSP27との関連において私共の知見を含め紹介する.<br>
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 128 (3), 141-145, 2006
公益社団法人 日本薬理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204271621632
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- NII論文ID
- 10018399791
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 8080406
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可