核不拡散とGNEP (国際原子力パートナーシップ) 構想 その3 日本原子力研究開発機構のGNEP構想への取組み

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  • JAEA's Response to GNEP
  • カク フカクサン ト GNEP コクサイ ゲンシリョク パートナーシップ コウソウ ソノ 3 ニホン ゲンシリョク ケンキュウ カイハツ キコウ ノ GNEP コウソウ エノ トリクミ

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抄録

<p> 2006年2月, 米国エネルギー省 (DOE) は, グローバル原子力エネルギー・パートナーシップ (GNEP構想) を発表した。GNEP構想は, (1)核燃料リサイクルによるエネルギー再生産とともに廃棄物を低減する, (2)化石燃料を低減, クリーンなエネルギー開発を奨励し, 世界の成長と繁栄を促進する, (3)最新の技術を用いて核拡散リスクを低減する, など米国を始めとする世界規模のエネルギー課題を巡る, まさに包括的なエネルギー・イニシアティヴとして登場した。<br> 本稿では, DOEによるGNEP構想の発表, 2トラックアプローチへの変更, そして現在に至るまでの日本原子力研究開発機構 (原子力機構) の係わりを中心にGNEP構想の背景, 経緯, のスタンスなどについて記載するとともに, 原子力機構で検討中のGNEP構想への協力内容・取組み方法について概説し, 原子力機構の立場から今後のGNEP構想の行方について総括的な展望を行う。</p>

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