蒸煮-乾留炭化2段処理によるソバ殻の有効利用 Utilization of Buckwheat Husks through a Two-stage Cooking and Carbonization Treatment

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著者

    • 小島 康夫 KOJIMA Yasuo
    • 北海道大学大学院農学研究院 Hokkaido University, Graduate school of agriculture, Institute of Forest Science

抄録

廃棄物として処理されているソバ殻を有効に活用するために, 蒸煮―炭化の2段処理法を提案した。蒸煮はソバ殻から有用成分を熱水抽出するために行うもので, ルチンが約600mg/kgの収量で得られた。蒸煮処理後の湿潤ソバ殻は乾燥することなくそのまま炭化を行うことが可能であり, 良質なソバ殻炭とソバ殻酢液を得ることができた。<br>ソバ殻炭は家屋調湿材や農地の土壌改良用として利用が可能であり, 酢液は農業資材として木酢液と同等の性質を示した。この2段処理により, 付加価値の高いルチンを得るとともに, 2次廃棄物を産出することなく, 残渣をすべて炭・酢液に変えることができることが示された。

Buckwheat husks were treated by cooking with water followed by carbonization. By cooking buckwheat with water, about 600 mg of rutin, a well-known bioactive polyphenol, was extracted per kilogram of husks. After cooking, the wet buckwheat husks were carbonized and yielded useful char and vinegar.

収録刊行物

  • 廃棄物学会論文誌 = Journal of the Japan Society Waste Management Experts  

    廃棄物学会論文誌 = Journal of the Japan Society Waste Management Experts 18(2), 137-144, 2007-03-31 

    Japan Society of Material Cycles and Waste Management

参考文献:  13件

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キーワード

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    10018420172
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10414685
  • 本文言語コード
    JPN
  • 資料種別
    ART
  • ISSN
    1883-1648
  • NDL 記事登録ID
    8693582
  • NDL 雑誌分類
    ZN5(科学技術--建設工学・建設業--都市工学・衛生工学)
  • NDL 請求記号
    Z16-2213
  • データ提供元
    CJP書誌  NDL  J-STAGE 
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