2004年に全国77施設から分離された臨床分離株18,639株の各種抗菌薬に対する感受性サーベイランス

• 山口 恵三

  東邦大学医学部微生物・感染症学講座

• 大野 章

  東邦大学医学部微生物・感染症学講座

• 石井 良和

  東邦大学医学部微生物・感染症学講座

• 舘田 一博

  東邦大学医学部微生物・感染症学講座

• 岩田 守弘

  東邦大学医学部附属大森病院臨床検査部

• 神田 誠

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 市立旭川病院

• 辻尾 芳子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 市立旭川病院

• 木元 宏弥

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 市立旭川病院

• 西村 正治

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 北海道大学病院

• 秋沢 宏次

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 北海道大学病院

• 松田 啓子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 市立室蘭総合病院

• 林 右

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 市立室蘭総合病院

• 富永 眞琴

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 山形大学医学部附属病院

• 中川 卓夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 小白川至誠堂病院

• 豊嶋 俊光

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 雄勝中央病院

• 杉田 暁大

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 由利組合総合病院

• 伊藤 辰美

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 由利組合総合病院

• 諏訪部 章

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 岩手医科大学附属病院

• 山端 久美子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 岩手医科大学附属病院

• 貝森 光大

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 青森県立中央病院

• 中村 敏彦

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 青森県立中央病院

• 川村 千鶴子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 青森県立中央病院

• 方山 揚誠

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 八戸市立市民病院

• 保嶋 実

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 弘前大学医学部附属病院

• 葛西 猛

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 弘前大学医学部附属病院

• 木村 正彦

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 弘前大学医学部附属病院

• 三木 誠

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 仙台赤十字病院

• 中野渡 進

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 仙台赤十字病院

• 賀来 満夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 東北大学病院

• 金光 敬二

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 東北大学病院

• 國島 広之

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 東北大学病院

• 櫻井 雅紀

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 癌研究会付属病院

• 塩谷 譲司

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 癌研究会付属病院

• 岡田 淳

  レボフロキサシンサーベイランスグループ NTT東日本関東病院

• 米山 彰子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 虎の門病院

• 熊坂 一成

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 日本大学医学部附属板橋病院

• 小池 和彦

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 東京大学医学部附属病院

• 木南 英紀

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 順天堂大学医学部附属順天堂医院

• 山田 俊幸

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 順天堂大学医学部附属順天堂医院

• 小栗 豊子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 順天堂大学医学部附属順天堂医院

• 渡邊 清明

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 慶鷹義塾大学病院

• 小林 芳夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 慶鷹義塾大学病院

• 大竹 皓子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 慶鷹義塾大学病院

• 戸塚 恭一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 東京女子医科大学病院

• 岡本 英行

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 川口市立医療センター

• 山崎 堅一郎

  レボフロキサシンサーベイランスグループ さいたま赤十字病院

• 岡田 基

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 越谷市立病院

• 五十里 博美

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 越谷市立病院

• 黒澤 直美

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 越谷市立病院

• 森 三樹雄

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 獨協医科大学越谷病院

• 叶 一乃

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 獨協医科大学越谷病院

• 永野 栄子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 獨協医科大学越谷病院

• 菅野 治重

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 高根病院

• 相原 雅典

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 高根病院

• 前崎 繁文

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 埼玉医科大学病院

• 橋北 義一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 埼玉医科大学病院

• 宮島 栄治

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 横浜市立大学附属市民総合医療センター

• 住友 みどり

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 横浜市立大学附属病院

• 山根 伸夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 足利赤十字病院

• 家入 蒼生夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 獨協医科大学病院

• 伊東 紘一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 自治医科大学附属病院

• 内田 幹

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 山梨大学医学部附属病院

• 村上 正巳

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 群馬大学医学部附属病院

• 四方田 幸恵

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 群馬大学医学部附属病院

• 高橋 綾子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 群馬大学医学部附属病院

• 犬塚 和久

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 安城更生病院

• 権田 秀雄

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 豊橋市民病院

• 山下 峻徳

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 豊橋市民病院

• 山口 育男

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 豊橋市民病院

• 藤本 佳則

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大垣市民病院

• 石郷 潮美

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大垣市民病院

• 浅野 裕子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大垣市民病院

• 影山 二三男

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 聖隷三方原病院

• 釋 悦子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 聖隷三方原病院

• 源馬 均

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 袋井市立袋井市民病院

• 上村 桂一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 袋井市立袋井市民病院

• 堀井 俊伸

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 浜松医科大学附属病院

• 吉村 平

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 三重県立志摩病院

• 平岡 稔

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 三重県立志摩病院

• 和田 英夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 三重大学大学院医学系研究科

• 馬場 尚志

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 名古屋大学医学部附属病院

• 一山 智

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 京都大学医学部附属病院

• 藤田 信一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 金沢大学医学部附属病院

• 岡部 英俊

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 滋賀医科大学医学部附属病院

• 立脇 憲一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 滋賀医科大学医学部附属病院

• 茂龍 邦彦

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 滋賀医科大学医学部附属病院

• 吉田 治義

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 福井大学医学部附属病院

• 山下 政宣

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 福井大学医学部附属病院

• 伏脇 猛司

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 結核予防会大阪府支部大阪病院

• 清水 章

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大阪医科大学附属病院

• 田窪 孝行

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大阪医科大学附属病院

• 日下部 正

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大阪医科大学附属病院

• 高橋 伯夫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 関西医科大学附属病院

• 平城 均

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 関西医科大学附属病院

• 浅井 浩次

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター

• 河原 邦光

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター

• 佐野 麗子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 奈良県立医科大学附属病院

• 松尾 収二

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 天理よろづ相談所病院

• 小松 方

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 天理よろづ相談所病院

• 湯月 洋介

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 和歌山医療センター

• 池田 紀男

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 和歌山医療センター

• 相馬 正幸

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 西神戸医療センター

• 山本 剛

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 西神戸医療センター

• 木下 承晧

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 神戸大学医学部附属病院

• 河野 誠司

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 神戸大学医学部附属病院

• 影岡 武士

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 倉敷中央病院

• 本郷 俊治

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 倉敷中央病院

• 岡 三喜男

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 川崎医科大学附属病院

• 二木 芳人

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 川崎医科大学附属病院

• 草野 展周

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 岡山大学医学部・歯学部附属病院

• 三原 栄一郎

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 岡山大学医学部・歯学部附属病院

• 能勢 資子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 岡山大学医学部・歯学部附属病院

• 桑原 正雄

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 県立広島病院

• 藤上 良寛

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 県立広島病院

• 日野田 裕治

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 山口大学医学部附属病院

• 田中 伸明

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 山口大学医学部附属病院

• 岡崎 俊朗

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 鳥取大学医学部附属病院

• 益田 順一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 島根大学医学部附属病院

• 田港 朝彦

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 香川大学医学部附属病院

• 根ケ山 清

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 香川大学医学部附属病院

• 杉浦 哲朗

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 高知大学医学部附属病院

• 村瀬 光春

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 愛媛大学医学部附属病院

• 山根 誠久

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 琉球大学医学部附属病院

• 仲宗根 勇

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 琉球大学医学部附属病院

• 相澤 久道

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 久留米大学病院

• 本田 順一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 久留米大学病院

• 岡山 昭彦

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 宮崎大学医学部附属病院

• 青木 洋介

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 佐賀大学医学部附属病院

• 宮之原 弘晃

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 鹿児島大学医学部・歯学部附属病院

• 平松 和史

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 大分大学医学部附属病院

• 平潟 洋一

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 長崎大学医学部・歯学部附属病院

• 河野 茂

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 長崎大学医学部・歯学部附属病院

• 濱崎 直孝

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 九州大学病院

• 小野 順子

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 福岡大学病院

• 岡田 薫

  レボフロキサシンサーベイランスグループ 北九州市立医療センター

書誌事項

タイトル別名

• <I>IN VITRO</I> SUSCEPTIBILITES TO LEVOFLOXACIN AND VARIOUS ANTIBACTERIAL AGENTS OF 18,639 CLINICAL ISOLATES OBTAINED FROM 77 CENTERS IN 2004
• 2004ネン ニ ゼンコク 77 シセツ カラ ブンリ サレタ リンショウ ブンリカブ 18 639カブ ノ カクシュ コウキンヤク ニ タイスル カンジュセイ サーベイランス

抄録

2004年に日本国内77施設から分離された臨床分離株19菌種18,639株の抗菌薬感受性サーベイランスを実施した。呼吸器感染症の主要原因菌種であるStreptococcus pyogenes, Streptococcus pneumoniae, Moraxella catarrhalis, Haemophilus influenzae はフルオロキノロン系抗菌薬 (FQs) に対し高い感受性を保持していた。β-ラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性H. influenzaeの分離率は欧米に比べおおよそ3倍高い結果が示された。腸内細菌科の菌種はFQsに対し高い感性率を示したが, Escherichia coliにおいてはおおよそ20%近くの菌株が耐性を示し, 過去の本サーベイの成績から経年的に増加している傾向を示した。メチシリン耐性Staphylococcus aureus (MRSA) におけるFQs耐性株の率はSitafloxacinに対する36%を除き, おおよそ90%と高く, それに対しメチシリン感性S. aureusにおいては約5%の耐性率であった。メチシリン耐性コアグラーゼ陰性StaphylococciにおけるFQs耐性は, メチシリン感性コアグラーゼ陰性Staphylococciよりも高かったが, MRSAに比べ低い成績であった。尿路感染症由来Pseudomous aeruginosa株におけるFQs耐性の割合は32-34%であり, 呼吸器由来株の15-19%に比べ高く過去のサーベイと同様の傾向が持続していた。Acinetobacter spp.はFQsに対し高い感性率を示した。Neisseria gonorrhoeaeのFQsに対する耐性率は約85%と高い値が示された。

収録刊行物

• The Japanese Journal of Antibiotics

  The Japanese Journal of Antibiotics 59 (6), 428-451, 2006

  公益財団法人 日本感染症医薬品協会

詳細情報

• CRID: 1390001205494811136
• NII論文ID: 120000809565
• NII論文ID: 10018449320
• NII論文ID: 130004396049
• NII書誌ID: AN00002626
• DOI: 10.11553/antibiotics1968b.59.428
• COI: 1:STN:280:DC%2BD2s7jsFKksw%3D%3D
• ISSN: 21865477
• ISSN: 03682781
• NDL書誌ID: 8633076
• Web Site: http://hdl.handle.net/2297/5612
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8633076
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007174899
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • IRDB
  • NDL
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可