日本のトランスレーショナルリサーチをどう進めるか　　薬物代謝の動物種差―動物のデータはヒトにどこまで迫れるか―

• 今井 輝子

  熊本大学薬学部

書誌事項

タイトル別名

• Species difference of drug metabolism: difficulty of prediction of drug disposition in human from animal data
• 薬物代謝の動物種差--動物のデータはヒトにどこまで迫れるか
• ヤクブツ タイシャ ノ ドウブツ シュサ ドウブツ ノ データ ワ ヒト ニ ドコ マデ セマレル カ
• difficulty of prediction of drug disposition in human from animal data
• 動物のデータはヒトにどこまで迫れるか

抄録

医薬品の開発においては，ヒト臨床試験に先立ち，動物実験で安全性・有効性が確認される．しかしながら，ヒトと実験動物の体内動態には相違があり，動物実験の結果をヒトに反映できないことがある．その原因の一つとして，主な消失過程である代謝の経路および速度がヒトと異なることがあげられる．本稿では薬物代謝の動物種差について説明し，ヒトにおける体内動態を予測するための試みを紹介する．

収録刊行物

• Ｄｒｕｇ　Ｄｅｌｉｖｅｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ

  Ｄｒｕｇ　Ｄｅｌｉｖｅｒｙ　Ｓｙｓｔｅｍ 22 (1), 48-53, 2007

  日本DDS学会

キーワード

• drug metabolism
• species difference
• cytochrome P450
• carboxylesterase
• glucuronosyltransferase

詳細情報

• CRID: 1390282679618493568
• NII論文ID: 10018541660
• NII書誌ID: AN10084591
• DOI: 10.2745/dds.22.48
• ISSN: 18812732
• ISSN: 09135006
• NDL書誌ID: 8676579
• Web Site: https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R000000004-I8676579
• Web Site: https://search.jamas.or.jp/link/ui/2007176182
• 本文言語コード: ja
• データソース種別:
  • JaLC
  • NDL
  • Crossref
  • CiNii Articles
• 抄録ライセンスフラグ: 使用不可